
突然だけど、古本屋をやろうと思い立った。
僕の短距離走的な性格上、すぐに動き出した。
突然だとは言ったけど、僕の中では、全く「ない」話ではなかった。
昔から「古本」が好きだった。
ただそれだけ。
ずっと会社員として飲食業をやって来た僕は、将来は必然的に飲食店を開業するしか道はないと思っていた。
20年、他人の会社に人生を捧げてきた。
後の人生はもう自分の会社を立ち上げたかった。
ただ飲食店を開業にするにあたって、
他業種と比較して初期費用の高さ
賞味期限の廃棄リスク
商品の品質の維持
お店を開けていないと収入が得られないという現代の商売(ネット社会)としての効率の悪さ
何よりも周りがうまくいっていない(廃業率の高さ)
などなど、あげたらキリがない。
僕は「売るプロ」としての「対象物」をずっと探していた。
それは古本であろうが、靴であろうが、服であろうがなんでもよかった。
ただ、食べ物ではなかった。
僕は中年になって、「売るモノ」としての「古本」に魅力を感じた。
現代の10代から50代の人々のスマホ、パソコンの滞在時間に
「古本」と言う対抗馬をぶつけてやろうと思い立った。